ワンオペ育児という言葉がありますが、これは片親が家事育児のほとんどを一人でこなすことを指します。産後うつの時、このワンオペ育児は過酷を通り越して地獄です。今回はそんな困ったに焦点を当ててみようと思います。
1)旦那さんにきちんと伝えてみる
まず第一に、自分がうつであることをきちんと伝えてください。そして何をしてもらいたいのか、旦那さんにできることは何かを話し合う機会を持ってください。旦那さんは忙しいかもしれません。休日は休ませてほしいと思ってるかもしれません。でもそれはお母さんも同じです。愛を誓った夫婦が今度は親として協力しあうだけなんです。
意外と旦那さんは、奥さんの辛い状況に気が付いていなかったり、できることがわからないでいることが多いのです。特に日本では「家では何もしない」お父さんを見て育った世代が今、父親になっているので、「家で何もしない」を基準にしてしまってる傾向があります。そこは理解を示しましょう。
2)両親、義理の両親、兄弟姉妹、友人の協力を仰ぐ
ここではうつであることを告白するかどうかは別として、とにかく大変であることを伝えて、助けが欲しい、ということを訴えてください。可能であれば里帰りをしてすっかり甘えてしまうことも治療には効果的だと思います。一番大切なことは、つらい状況から抜け出すことであることを肝に銘じてください。
3)各種サービスを利用する
どうしても身内や友人の協力が得られないときは、育児支援センター、ベビーシッターサービス、家事代行サービスなどを利用しましょう。「自分がやらなくても大丈夫」だということを認識してください。
まとめ
うつ気質の人は完璧を自分に求め、自分で何でもやろうとします。私もそうでしたが、それは物理的にも不可能で、精神状態が安定していなければ、空回りします。最も大切なことは、一日も早くうつから抜け出して、赤ちゃんと旦那さんと楽しい日々を送ることなんです。
分かっていてもやはり外へ助けを求めることは恥ずかしかったりするかもしれません。だからこそ、旦那さんとの話し合いが大切なんです。お父さんだって、やっぱりお母さんに笑顔でいてほしいと思ってるはず。そう信じてお母さんの悩みを一緒に解決していけるよう、協力してもらいましょう。
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